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2007年11月01日

各分野専門家の技術を売り出す

 数年前、「二極化」という言葉がよく紙面を飾った。利便性や価格訴求のお店と、高度な技術を提供するお店。高級化・専門化はとくに零細個人店の生き抜く道であるとも書いた。一時のデフレ時代を抜けて、「高くてもいいから信頼できるところに」というニーズは確かに高まっているように感じる。
本紙ではこのところ、異業種を含め高い技術を持つ専門業者の取材を続けてきた。現代の名工に輝いたテーラーの仕上技術、1千万円超の高価新品着物をシミ抜き再生する業者、帽子専門のクリーニング業者…。高い要求に応えるために、長い年月をかけ技術を学び習得する道もあるが、アウトソーシングとして専門業者とうまく連携していく道もある。各分野の専門家、高度な技術者をバックに従えれば、店はあらゆるニーズに応え信頼される店にもなる。とくに高級衣料やバッグ等のケアはまだ開拓の余地が残る。専門家集団をネットワーク化するなどして、その技術を売り出すことも需要創造の一策になるだろう。

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