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2002年03月10日

-安売りに釣られ高い物も売れる-

 ケンタッキー大河原前社長の講演は、料金競争激化のクリーニング業界にも当てはまる話で、参加者は真剣に聞き入った。ハンバーガ―や牛丼はデフレ時代の象徴にもなったが、クラレの「現代社会人のプライス感覚」アンケートでは、『低価格化で回数が増えたモノ』の第1位がファーストフード。2位以下は外食、旅行、インターネット、喫茶、仕事帰りの一杯、電話、理容・美容、カラオケ、ゴルフと続き、クリーニングも13位に入っている。マクドナルドを筆頭にした低価格化路線でファーストフードの利用は確実に増えた。しかし、安くはないケンタッキーも業績を伸ばしたのは、安さに惹かれたはずの客足が、ケンタッキーにも流れたと考えられる。
 クリーニングも激安の店が各地に登場し、同商圏業者は戦々恐々のようだが、前例のようにそれが客足を増やす可能性もある。クリーニングに出すという生活習慣が改めて根付き、高いけどおいしいフライドチキンを食べたくなる客も生まれてくる。

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