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2003年06月01日

-業を支え、守る地道な継続研究-

 新型肺炎「SARS」の流行を契機に、香港政府が環境衛生の改善策を相次いで打ち出した。伝統的な習慣にまで踏み込んだ内容も含まれ「厳し過ぎる」との声もあるが、1700人余りがSARSに感染した後だけに、世論はおおむね賛成の意向を示している。 一つの病気が長年の生活習慣を変えることにもなる。ただ、あれが悪いこれが悪いと国が打ち出す限りは、該当する産業の存続等にも関わってくるだけに、迅速の中にも慎重さが求められる。O157の時には、かいわれ業者が大損害を受け、国を訴える騒ぎになった(先ごろ業者が逆転勝訴)。
 クリーニングと公衆衛生に関する研究委員会が、事業開始から30周年を迎えた(2面)。業界の自主的活動として、ここまで研究が継続されるのは、他業界ではあまり見られないことであるという。このほど、その研究成果が1冊の報告書としてまとめられた。地道な研究が、いざという時に業を守り、変えることになる。近く、その各研究を紙面でも紹介したい。

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