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2003年08月01日
-業の価値を生むシルエット復元-
日本ファイト・小林秀社長は、全ドラ発行の「アパレルの仕上術」(伊藤良哉著)の監修でもお世話になった人物。記者会見(2面掲載)の時に、20年前に初めてクリーニング工場を見て、その仕上げをどう感じたか聞くと、「とても仕上げているとは思えなかった」と、藤井氏と顔を合わせて苦笑した。藤井氏も「我々は、ただシワをとるだけだった。小林さんの指導は、今まで常識としてやってきたことと全く違っていた」という。「クリーニングの仕上げの場合、インナーなどシワを伸ばすだけで済む品物もあると思うが、アウターは、やはり立体的にシルエットを作らなければ満足は得られないのでは」(小林氏)。
両氏の口から何度も出たのが「復元」という言葉。衣料を本来の姿に戻す。消費者にとっては、買った時の姿がベストなのだから、汚れを落とす、風合いを戻すと同時に、本来のシルエットを復元することも、クリーニング業としての役割であり、そこに業の価値も生まれてくる。
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