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2008年04月20日

全ドラ 主幹余話 2008年4月20日号

 早めのサクラ開花でシーズンの出足は良かったが4月以降、番狂わせというか需要は意外に伸び悩んでいることは、10日過ぎ、ある宴席で出逢った社長の渋い表情ですぐわかった。こんな年も今までなくはない。「7月まで長期戦で行くしかないな」と、その社長は云った◆今、マーケットは大きさでなく、質の高さで競い合う時代だ。トヨタやホンダの高級車がアメリカで飛ぶように売れるのは、日本本来の市場性がメーカーの「文化創造力」を生み出し、その源となるのが、優れた機能性に加え、日本人が愛する肌触りとか風合いなどの「芸術性」までに高められた商品力だと経済アナリストの日下公人氏はいう◆最盛時に比べ、アパレル需要は半減したのが現実だ。なのに「ど~んと出たよ!」といった爽快な感触を今も春になると本紙記者も量を追い、そんな記事を探す。つい質の高さを競い合う時代を忘れて…。

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