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2008年12月10日

全ドラ 主幹余話 2008年12月10日号

 東京ビッグサイトのCLV21展示会場に向かう我々と並んで歩いていたスーツ姿の若い男女の群れは、来年度のリクルート企業説明会に向かう学生たちだった。今や内定ホゴ騒ぎなど、大学は出たけれど希望就職先がない時代だ◆80年前、米国発の世界同時不況の折り、大ヒットした日本映画の題名までが「大学は出たけれど」だったそうで、就業率はなんと12%、今よりもっとひどい。その惨たんたる往時を語ってくれる学生とて齢すでに百歳、もう殆んどいない。しかし、大不況の時、ク業は何をすべきかを常々語っていた人の話しは遺っている。あの昭和初期、あえて洗濯業を選んで白洋舎に入ったという故・国友正氏の談話である◆「景気がいい時代は、人手不足になるし、業外からの参入企業も出てくる。反対に景気が悪い時代は、かえって人が多く集まる。あすの人材を育てて、ピンチをチャンスにするんだよ」と。

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