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2010年08月20日

全ドラ 主幹余話 2010年8月20日号

 今夏の終戦にちなんだTV番組は、一兵士の目で見た証言特集が多かった。ガダルカナル島奪還作戦など南方戦線では、戦闘でなく大半は無残な餓死で息絶えた。そのわずかな生存者が65年間、身内にも話せなかった悲惨な体験を今になって語り出した。生き地獄を見たものの鬼気迫る証言だった

◆毎年、夏になると野坂昭如の「火垂るの墓」をTVで見ては泣き、たまりかねると、読みたくなるのが、著名な作家兼経済論評で知られる半藤一利、江坂彰両氏の共著「日本人はなぜ同じ失敗を繰り返すのか」(光文社刊)である。詳細は省くが、その日本人の癖は、戦後から現在まで変わらぬ行動様式・パターンだそうで、今も経済や実務経営においてさえ同じ失敗を冒す本質を指摘している

◆国であれ人であれ「なぜ過去の成功体験から抜け出せないか」も語っている。わが業とて同じ徹を踏まぬとはどういうことかを考えたい。

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