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2006年07月01日

全ドラ 取材余話 2006年7月1日号

 素材・アパレルは川上、小売りは川下(ちなみにクリーニングは川向)と例えられるが、先日の繊維業界紙では「川上・川下 最強タッグ」として東レとユニクロの提携が報じられた。前者は世界的な素材メーカー、後者は国内最大の衣料品専門店である◆「川上の消費者志向と川下の商品力向上、両者の思惑が重なった」(記事より)この提携で、東レはユニクロの国内外の事業拡大を後押しし、ユニクロは東レに最新のマーケット情報を提供する。東レからの素材・製品供給は今後5年間で2千億円を超える見通しで、繊維業界でも世界最大級の取り組みだという◆前号で紹介したニック・西川会長の講演でも指摘されている通り「売れなければ困るから、川下の情報は川上へは伝わるが、売れた後のクリーニング事故の情報は通りにくい」のが現状。消費者保護の観点からも、クリーニング業界を含めた構造改革が望まれる。

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