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2006年08月06日
vol.10「ビートルズとクリーニング料金」
洗い放談
「ビートルズとクリーニング料金」
数かずの話題を残してビートルズは帰って行った。彼らの歌の中には「ベートーベンなど、かっぽっちゃえ」やら「愛してたもれ、愛してたもれ」といった勇ましくも、厚かましいものなど、とにかく極端なのが多い。少なくとも日本の流行歌のような純愛物、つまりお涙ちょうだいからはずれていることは確かである。中でも面白いのはマネー、マネーとわめく歌である。
この世でいちばんすてきなものは自由。 だけど自由は鳥や蜜バチにとっといてやれる、ぼくにはお金をもっとください お金がほしい お金がほしい ヤアッお金がほしい
こんな歌をエレキをかきならし、でかい声で歌われたら、親父の金玉はとたんに縮んでしまうだろう。
ビートルズ自身「お金を先にもらわなきゃ歌わない」が口ぐせだそうである。
その証拠にジョン・レノンのこの三年間の収入は五三億円、ポール・マッカートニが四一億円、ジョージ.ハリスンが二三億円、リンゴ・スターが二〇億円。しめて一三七億円なりであった。
これはイギリス自慢の員数車輪出より多くの外貨をかせいだ。そして女王から五級勲功章をもらった。
百円ドライもひとつ外貨かせぎに海外へ出れば、どこの国にもこんなのはないのだから、バカ当りに当ってドルかせぎをしないともかぎらない。
それはさておき、百円ドライの波に乗って、どこでもかしこでもドンドン料金が下がっている。これをビートルズに歌わせると、こんな調子になるのではなかろうか。
世界でいちばん安いぞニッポン 百円ドライや八十円 ぼくもここらで急降下 さあさ来なされ二百円 下がる料金 下がる料金 ヤアッ下がる料金
ということになる。もっともこれは、つぎのようになる。
この世でいちばんすてきなお金 だけどみんなで料金下げりゃ 貯金もヘソクリも空ッポになるぞ ぼくにお金を貸してください お金がないぞ お金がないぞ ヤアッお金がないぞ
やっぱりビートルズじゃないが「お金がほしい、お金がほしい」で、がっちり商売することのほうがよい。
著作:全国ドライ新聞社
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